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Professional Wrestling a Planet

略してPWP、中年になったプロレス少年のプロレスブログです

エメリヤーエンコ・ヒョードルの引退発表とジョシュ・バーネットの完敗


 PRIDEで活躍したエメリヤーエンコ・ヒョードルが地元ロシアのテレビ番組に出演し6月21日ロシアのサンクトペテルブルクで行われるペドロ・ヒーゾ戦を以って引退することを表明した。ヒョードルは昨年2月のストライクフォースでアントニオ・シウバと対戦し2Rレフェリーストップ負けを喫した際に引退を表明したが、後で「引退を急いでしまった」と現役続行を宣言、昨年12月の「元気ですか!」には参戦し石井慧を1RKO勝ちを収めていた。


 このニュースを聴いたときは、本当にヒョードルが引退するのかという疑問もあり、ブロック・レスナーがMMAから引退してもプロレスラーとしてWWEへ、ミルコ・クロコップもK-1ファイターとして新K-1に担ぎ出されていることから、ヒョードルが引退しても周りがほっておくわけがなく、どういう形で担ぎ出される可能性も否定は出来ない。


 ストライクフォース・ヘビー級GP決勝戦ではジョシュ・バーネットがダニエル・コーミエと対戦するも判定ながらコーミエが完勝となった。PPVで試合を見たが、ジョシュは1R中に左の拳を痛めたとコメントしたものの、内容的には軽快な動きのコーミエに対し、ジョシュの動きが重々しく翻弄されてしまったという印象を受けた試合だった。


 ジョシュは新日本プロレス、PRIDE、IGFに続いてメジャータイトルを獲得することが出来ず、タイトルには縁がないのであろうか・・・

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森嶋猛に破れGHCヘビー級王座を奪取できずも、見事に弾け切ったマイバッハ谷口!

 G+でNOAH、5月9日後楽園大会を視聴、メインのGHCヘビー級選手権(王者)森嶋猛vs(挑戦者)マイバッハ谷口は、序盤はマイバッハが本来の持ち味であるレスリングで先手を奪うが、森嶋はスカットミサイルなど重量感ある攻めで流れを変え、場外戦へと持ち込んでいくというか、敢えて森嶋の方からマイバッハの懐に飛び込んでいったという感じだった。マイバッハはイス攻撃で反撃するも緊張しているせいなのか弾け切るまでには至らない、しかしジュラルミンケースを持ち出して森嶋の頭部にフルスイングし流血に追い込んでから、マイバッハは目覚めたように大暴れしだした。


 一気に目覚めたマイバッハはフォーク攻撃、売店での乱闘、階段通路上からダイビングショルダー、チェーンでのナックル、テーブル貫通の雪崩式チョークスラムと大暴れというか無我夢中で狂ったように弾けまくった、人間はひとつきっかけを作ると変わると言われているが、その言葉が当てはまるような試合だった。


 しかし無我夢中が過ぎたのか終盤からガス欠が目立ち、マイバッハボムが高さが足りないせいか威力がない、その隙を突いた森嶋がテーブル貫通ボディープレスで貫通させると、最後はラリアットの連打からバックドロップの連発で3カウントを奪い王座を防衛、マイバッハは敗れはしたが弾けきることで得るものがあった敗戦だった。


 ベルト戦線からは遠のいてしまったが、まだマイバッハは未完成、次回挑戦するまで弾けることでどれだけ完成に近づけるか楽しみである。


 また王座防衛した森嶋に対して斎藤彰俊が挑戦に名乗りを挙げ、6月3日彰俊のホームである名古屋での挑戦が決定となった。彰俊はこの大会では丸藤正道と対戦、30キロ減量したこともあって、丸藤の動きに対応できるようになり、スイクルデスも鋭さが出ていたことから、心身共にベスト状態で望んでくると思う。


 GHCジュニアヘビー級選手権の(王者)中嶋勝彦vs(挑戦者)金丸義信は金丸の受けの上手さが光った試合、ガンガン攻めてくる中嶋に対し金丸は受けてチャンスを待つプロレスを展開していく、そしてエプロンでのディープインパクトで流れを掴んだ金丸は中嶋のラッシュにも耐え切って、最後は垂直落下式ブレーンバスターの連打で3カウント、エプロンでのディープインパクトで中嶋の首に大ダメージを与えていたこともあって理にかなった畳み掛けでもあり、最後の垂直落下式ブレーンバスターは橋本真也の垂直落下式DDTを彷彿させるような落とし方だった。


堀田祐美子の“解散”発言のその後

 13日の後楽園大会で創立1周年を迎えながらも堀田祐美子の“解散発言”で日本人選手4選手が離脱するなど団体としては醜態を晒してしまったレイナ女子プロレスだが、離脱した堀田や上林愛貴が自身のブログで見解を出し、堀田は改めて事情を説明、上林は“解散”という表現は使いつつも“卒業”という表現も使って改めて離脱を表明した。


 だだ堀田が「嘘偽りない純粋な気持ちで暴走したいと思います」、そしてCMLL所属ながらもレイナに参戦しタッグ王座を保持していた下田美馬がFacebookで「 ふざけるなREINA! 私はベルトを返上するなんていった事がない!きな臭すぎる! 嘘つきの集まり? それでも何でもいいから嘘だけはやめて欲しい!」と激怒するコメントを残すなど“嘘”というキーワードが出ていることから、選手とフロントとの関係は良好とはいえなかったようだ。(良好でなかったからこういう騒動になったんだろうけど・・・)


 レイナは今月分の大会は中止、6月の新宿FACEから再出発となるが、軸となっていた堀田らの離脱は手痛いし、CMLLの選手だけでは厳しいものを感じる。


 話が変わるがYahoo!のトップニュースにもFEG破産が報じられた、帝国データバンクや東京商工リサーチに倒産速報が出るくらいだから、改めて大きな組織だったんだなと思う、前回も書いたが大きな組織な分、多方面に余波を受けるのは必至、今後どうなるかは経緯を見守らなければいけないが・・・


 一方新K-1はK-1MAX世界王者でタレントしている魔裟斗のK-1のエグゼクティブプロデューサー(EP)に就任したことを発表し、K-1開催へ向けて動きだした。FEGは破産してもK-1は続くといったところか・・・


FEGが正式に破産・・・連鎖する可能性高し

 K-1の主催していたFEGの破産したことを東京地方裁判所が認め、清算手続きの開始を宣告したことが明らかになった。今後は裁判所が認めた破産管財人が、FEGの負債を管轄することになる。負債総額は30億円。


 谷川貞治氏は「手続きをしているのは事実です。終わりましたら、きちんとお話しします」とコメントしたが、東京地裁に対してFEGの資産の差し押さえを要請していたゴールデン・グローリーのバス・ブーン代表によると
(ミルホンネットより)「東京地裁は5月7日の午後5時、FEGは破産していると認定、清算手続きの開始を宣告した。裁判所はFEGが支払い不能の状態にあり、破産管財人を任命、被告の借金を管轄することになる。

我々がFEGの債務が$30 Million(約30億円弱)に膨れ上がっており、Golden Gloryは$2 million(約2億円)が選手やトレーナーたちに未払いのままだ。本当の悲劇は、才能のある選手やプロダクション会社、下請け業者など、K-1に仕えることで生計を立ててきた多くの関与者が犠牲となっていることにある。

FEGの債務者として、Golden Gloryはこの破産手続きの開始が経営不振の責任の所在を明かし、K-1ブランドに一体何が起こったのか本当の理由を公にすることにある。我々が特に注目しているのは、いくつかの(不可解な)取引がFEGの残っている資産とのれん代を食いつぶしていて、債務者たちに何も一切残さないようにしている点にある。確かに訴訟は金のかかることだが、我々は裁判所に任命された管財人がFEG/K-1に残されている資産を見つけてくれて、いくらかでも支払ってほしいと願っている。

外国人が日本でこういった行動に出ることは時間と金のかかることだとはわかっている。」


 と説明しているが、この説明の通りだとおそらくだが資産を整理して未払い分が出来たとしても雀の涙程度、債務者である下請けが泣きを見るのは確実で、破産の連鎖が起きる可能性がかなり高く、FEGの子会社であるDREAMにも影響が及ぶことは必至と見なければならない。


 谷川貞治氏は「FEGの負債に関しては、ファイトマネー等、「K-1グローバル・ホールディングス」が契約金として少しずつ解決していってくれています全ての未払い分を新K-1に引き継いでもらうことで」と負債は新K-1がある程度引き受けることで免れることを期待していたのだろうが、結局免れることが出来ず莫大な負債を抱えることになってしまった。


 日本から消えてしまったK-1、残されたものは金を巡っての泥仕合と、泣きを見る債権者たちなのか・・・


堀田祐美子がレイナ女子を退団も“解散発言”で一番迷惑を被ったのは・・・!?

 旗揚げ1周年を迎えたレイナ女子プロレスの後楽園大会はメインはエースの堀田祐美子がラ・コマンダンテと敗者髪切りストリートファイト・エニウェアフォールマッチで対戦、試合は両者流血戦の末、堀田が腕十字固めを決め勝利となり堀田が1周年を勝利で飾ったが、試合後に堀田が「レイナ解散」を宣言した。


 堀田のアピールによると「レイナ女子プロレス、1年たちました。すごく至らなかったところもたくさんある。みなさんに応援していただいたこと、ものすごく感謝しています。私が1年間やってきたことで、ここでレイナ解散ということにさせていただきます。聞いてください。聞いてください。私のプロレス、私の理想とするプロレスが、どうしても結果を残してあげることができませんでした。私のプロレスは暴走して突き進んでというプロレスです。私はこのプロレスをやりたくて、レイナでやってきたいと思ってました。だけど、やっぱり会社との方針が違う。ガイジンとメキシコ人というものを会社がレイナが進んでいきたい意向と、違うため、私はこの1年でこういう答えを出していきたいと思います。プロレスは生身です。女の子の気持ちを絶対に、もしレイナの会社がもういちどやるならば、それを絶対に裏切らないでください。よろしくお願いします。ありがとうございました」


 と内容的には“解散”ではなく“離脱”、理由は堀田の考えとレイナの考える日本人vs外国人によるルチャ路線との方向性の違いだが、スタイル的なことを考えるとルチャ路線の団体に“暴走”と“格闘”路線の堀田をエースにするのはどうかと旗揚げの時点から思っていたが、団体とすれば中心になってくれる選手が欲しかったという考えもあっての選択だったと思う、結果的に団体側の方向性と堀田の考えが合わなくなり堀田が離脱ということになってしまったが、なぜ解散という発言になったのかが疑問でもあるし、練習生の紹介もしてしまっていることから、堀田の発表がいかに唐突なものであるかが物語っている感じでもある。

 

 堀田は他の選手らと共に退団、レイナは今後のスケジュールもありプロモーションとして継続していくそうだが、一緒に退団していく選手たちの本音はどうなのかというと、石橋葵はツイッターで「今日はレイナ後楽園大会ありがとうございました。言いたいことは沢山ありますが書ききれないので近々ブログに書きたいと思います。今後のことはまだ考えてないです。落ち着いてゆっくり考えたいと思います」とコメントし、堀田からも誘いは受けたが返答はしなかったところを見ると、堀田に追随するわけではない模様、というか石橋自身もリング上で堀田の離脱を初めて知ったということから、他の選手らもあまりにも突然すぎて戸惑っているというのが本音ではないだろうか・・・。


 自分の見解はスタイル的な問題で堀田自身が辞めるのは勝手だが、事情をわかっていなかった他の選手たちを巻き込むのはどうかと思うし、上のトラブルで一番迷惑を被っているのは下である入ったばかりの練習生達だけに、レイナや堀田自身もそういった配慮が足らなかったのではと思う。


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